基礎・中級問題チェック

問題 1 /40

Pythonの特徴に関する説明で、誤っているものはどれか。

選択 1

Pythonのプログラムは、モジュールに分割して再利用できる。

選択 2

Pythonのプログラムは、C言語より比較的短く書ける。

選択 3

Pythonで変数を作成する場合は、変数宣言のキーワードを使う必要がある。

選択 4

Pythonはインタープリタ言語であり、手動でのコンパイルを必要としない。

解説

選択肢3が正解です。

【選択肢1】
Pythonのプログラムは、モジュールに分割して再利用できる。

正しい説明です。

例えば次のように、greet()関数を別のファイルに分けて利用できます。

sample.py
------------------
def greet(name):
    print('Hello', name)
------------------

main.py
------------------
import sample

sample.greet('Taro')
------------------

この場合、main.pyでsample.py(モジュール)をインポートして、greet()関数を実行しています。


【選択肢2】
Pythonのプログラムは、C言語より比較的短く書ける。

正しい説明です。

1〜3までの数字を表示する処理で比較します。

■ Python
for i in range(1, 4):
    print(i)

■ C言語
#include <stdio.h>

int main() {
    for (int i = 1; i <= 3; i++) {
        printf("%d\n", i);
    }
    return 0;
}

Pythonは型宣言などが不要なため、同じ処理でも比較的短い記述で書けます。


【選択肢3】
Pythonで変数を作成する場合は、変数宣言のキーワードを使う必要がある。

誤った説明です。

JavaScriptでは、次のようにletなどのキーワードを使って変数を宣言します。

■ JavaScript
let num = 10;

Pythonは値を代入するだけで変数を利用できます。動的型付け言語のため型の指定も不要で、代入する値によって型が自動で決まります。

■ Python
num = 10  # int
num = 'hello'  # str

C言語は静的型付け言語のため、int(整数)などの型を指定して宣言する必要があります。

■ C言語
int num = 10;


【選択肢4】
Pythonはインタープリタ言語であり、手動でのコンパイルを必要としない。

正しい説明です。

インタープリタとは、プログラムを1行ずつ読み取りながら実行する仕組みのことです。Pythonはインタープリタ言語であり、コンパイルは自動で行われます。

次のPythonのコードは、そのまま実行できます。

■ Python
print('Hello')

例えばC言語は、手動でコンパイルする必要があります。コンパイルとは、人間が読めるソースコードを、0と1だけの機械語に変換して実行ファイルを作る処理のことです。

次のC言語のコードは、そのままでは実行できません。

■ C言語
#include <stdio.h>

int main() {
    printf("Hello C\n");
    return 0;
}

次のように、コンパイルを行って実行ファイルを作成してから実行します。

gcc hello.c  # コンパイル
./a.out  # 実行


(公式書籍 p.1-2)