データ分析実践
初級問題チェック

問題 21 /40

Plotlyの特徴として、誤っているものはどれか。

選択 1

日本語を表示する場合は、専用のフォントをインストールする必要がある。

選択 2

グラフの要素にマウスオーバーすると、値などの情報が表示される。

選択 3

マウスのドラッグ操作でグラフの一部を範囲指定すると、その範囲をフォーカスしたグラフが表示される。

選択 4

凡例をクリックすると、クリックした要素を非表示にできる。

解説

選択肢1が正解です。 Plotlyに同梱されている世界経済格差のデータを、散布図で可視化します。 import plotly.express as px gapminder = px.data.gapminder() gapminder.columns = ['国', '大陸', '年', '寿命', '人口', '一人当たりGDP'] gapminder ▶︎
gapminder_2007 = gapminder.loc[gapminder['年'] == 2007] px.scatter( gapminder_2007, x='一人当たりGDP', y='寿命', size='人口', #要素の大きさを分ける size_max=60, #要素の大きさの最大値 color='大陸', #要素の色を分ける hover_name='国', #マウスオーバー時のタイトル log_x=True, #X軸を対数にする ).show() ▶︎
【選択肢1】 日本語を表示する場合は、専用のフォントをインストールする必要がある。 誤った説明です。 Matplotlibで日本語を表示する場合は事前準備が必要ですが、Plotlyはデフォルトで対応しています。上のグラフでは、y軸の「寿命」や、凡例の「大陸」が日本語に該当します。 【選択肢2】 グラフの要素にマウスオーバーすると、値などの情報が表示される。 正しい説明です。 下のグラフは、右下の緑色の要素にマウスオーバーして、値の情報を表示した状態です。
箱ひげ図であれば、外れ値にマウスオーバーすることで値を特定することができます。 【選択肢3】 マウスのドラッグ操作でグラフの一部を範囲指定すると、その範囲をフォーカスしたグラフが表示される。 正しい説明です。 次のように右上をマウスで範囲指定します。
指定した範囲が拡大されます。
【選択肢4】 凡例をクリックすると、クリックした要素を非表示にできる。 正しい説明です。 引数「color='大陸'」でグラフを色分けすると、右上の「大陸」のように凡例が自動で入ります。 次のグラフは、凡例の「Asia」をクリックしてAsiaの要素を非表示にした状態です。
(公式書籍 p.164-165)