データ分析・中級問題チェック
問題 2 /40
機械学習の処理の手順で、正しい説明はどれか。
選択 1
アルゴリズムは、データを入手する前に決めておくべきである。
選択 2
Matplotlibによる可視化は、学習プロセスの後の精度評価でも利用する。
選択 3
scikit-learnによる精度評価は、一度しか行えない。
選択 4
試験運用で学習モデルに問題があると分かっても、一度作成した学習モデルは変更することができないため、本番運用でも同じ学習モデルを使う必要がある。
解説
選択肢2が正解です。
機械学習の主な処理手順は以下となります。
データ入手 → データ加工 → データ可視化 → アルゴリズム選択 → 学習プロセス → 精度評価 → 試験運用 → 結果利用
【選択肢1】
アルゴリズムは、データを入手する前に決めておくべきである。
誤った説明です。
通常はデータを入手してから、説明変数や目的変数に応じてアルゴリズムを決めます。
【選択肢2】
Matplotlibによる可視化は、学習プロセスの後の精度評価でも利用する。
正しい説明です。
精度評価の根拠を確認するために、Matplotlibを利用して可視化することがあります。
【選択肢3】
scikit-learnによる精度評価は、一度しか行えない。
誤った説明です。
精度評価は何度でも行いますし、その前のアルゴリズム選択からやり直すこともあります。
【選択肢4】
試験運用で学習モデルに問題があると分かっても、一度作成した学習モデルは変更することができないため、本番運用でも同じ学習モデルを使う必要がある。
誤った説明です。
試験運用で学習モデルに問題があると分かった場合は、ハイパーパラメータなどを調整して、学習モデルを作り直すことがあります。
(公式書籍 p.10-12)